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佐鳴湖の特徴

佐鳴湖の特徴 佐鳴湖のプロフィール 生物の生息状況

佐鳴湖はよごれがあつまりやすい湖です

佐鳴湖の流域図
 佐鳴湖は下流の新川を通して浜名湖とつながっています。佐鳴湖と浜名湖の間の水は潮の満ち引きによっていつもいったりきたりしています。


 また、佐鳴湖から浜名湖までは長い距離があるので、佐鳴湖から出た水は浜名湖までたどりつく前に、満湖になり佐鳴湖まで押し戻されてしまいます。
同時に、下流の川から流れてきたよごれも一緒に押し戻されて佐鳴湖に入ってきます。

 このように、佐鳴湖は他の湖とは異なり、とてもよごれがあつまりやすい湖であるといえます。




◆水質汚濁の特徴と機構はこちら(PDFファイル 1,010KB)

植物プランクトンの繁殖によって、佐鳴湖の水はさらによごれます!

佐鳴湖にチッソやリンがたくさんはいってくると・・・CODは高くなります佐鳴湖にはいってくるチッソやリンが少なければ・・・CODは低くなります

◆CODとは

COD(Chemical Oxygen Demand;化学的酸素消費量)は主として有機物による汚れの指標になるもので、特定の物質の名前ではありません。水中に溶け込んだ有機物は、自然の力によって徐々に分解されます。このとき酸素を必要とします。

そこで、水に含まれる有機物を化学薬品(酸化剤)を用いて分解し、必要とした薬品の量を酸素の量に置きかえて比べることで水中の有機物の量がわかります。このようにして調べた酸素の量をCODといいます。海や湖での水質を表す代表的な指標とされていて、パックテストなどで簡単に測ることができます。


COD測定値の目やす
  • 1~2mg/l ・・・雨水、河川の上流水
  • 5~10mg/l ・・・河川の下流水
  • 20mg/l以上 ・・・下水、汚水

ヤマメ、イワナ → 1mg/l

サケ、アユ → 3mg/l以下

コイ、フナ → 5mg/lでも大丈夫


  • 有機物とは、一般的に炭素を含むもので、動植物の体を形成している主要な物質です。例えば、ジュースをスプーンに取り、ガスの炎で熱すると、水分が蒸発し、残った成分がこげついて真っ黒になります。これはジュースに含まれえる糖分(一般にジュースには砂糖は含まれていません。清涼飲料水には含まれていることがあります。)などが分解して炭ができたのです。このような成分を、まとめて有機物と呼んでいます。

  • 有機物が捨てられると、汚れそのものになります。できるだけ河川などに流さないようにする必要があります。ところが、有機物を餌にして生きている生物、微生物が、川や池にはたくさんいます。CODがゼロだと微生物も生きていけません。川や池には動植物の遺骸や、それが分解してできた成分が流れて適当な有機物が含まれ、豊かな自然環境が続いてきたのです。このようにして自然のバランスが保たれてきましたが、多量の生活排水が流されるとバランスが保てなくなり、自然の力で浄化しきれなくなるのです。

  • 有機物は種類も多く、1つ1つを調べるのは難しいので、CODを測ることによって有機物全体の量を推定します。

  • 【COD値が高い=有機物が多い=汚れが入っている=飲用には向かない】となります。


植物プランクトンの繁殖のもとは、家庭や工場などから出るよごれです!

 佐鳴湖の周辺は、昭和30年代から都市化が進み、人々がたくさん住むようになりました。その結果、佐鳴湖には、家庭や工場、市街地などから流れてくるよごれがたくさんはいってくるようになりました。
 特に佐鳴湖のよごれに大きな影響を与えるチッソ、リンは、家庭や工場、市街地、農地などから排出されます。

佐鳴湖周辺の土地利用の変化(昭和32年)佐鳴湖周辺の土地利用の変化(平成17年)

◆詳しい土地利用の変化はこちら(PDFファイル 970KB)



上流域と下流域の排出負荷量の推移

【これまでの現状認識(H16年時点)】

  • 下流域の支川におけるCODや窒素、リンの負荷量は、上流流域分を上回っています。
【調査・解析による現状認識の再構築(H20年時点)】
  • 下流域の支川におけるCODや窒素、リンの負荷量は、主に下水道普及により計画当初から大幅に削減されており、その削減率は上流域よりも大きいです。但し、下流域の負荷量は依然として上流域を上回っています。
【調査・解析による総括(H25年時点)】
  • 流域における施策の実行により、上下流ともに着実に負荷量が削減されましたが、依然として下流域の負荷量は上流域を上回っている状況です。
  • 特に下流域において生活系負荷量の削減が顕著であり、また、下流域のT-Nの産業系負荷量についても大幅に削減がされました。
  • 一方、上下流ともに、面源系負荷量については、H14年度からほぼ横ばいの傾向であり、排出負荷量に占める割合が相対的に増えています。

【COD排出負荷量】

COD排出負荷量のグラフ

【T-N(全チッソ)排出負荷量】

T-N(全チッソ)排出負荷量のグラフ

【T-P(全リン)排出負荷量】

【T-P(全リン)排出負荷量】のグラフ

佐鳴湖の水質は


佐鳴湖CODの経年変化

CODは、水中にあるよごれの状態を示すものです。佐鳴湖の中のよごれや植物プランクトンの量が多いとCODは高くなります。

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